ギターと僕と男と女、ではない。

音楽。音楽とはなにか。そんなもん知らんけど。僕と音楽について。

僕にとっての音楽とは。そんなのもよく分からんけど。

 

なんか、僕の人生でものすごく大切で、ものすごく引き付けられて、ものすごく執着させられていて、ものすごく憧れを抱かせてくれて、よく分からんけど、音楽について書いてみたいと思う。よく分からんけど。

 

ギターが好きだ。ギターの音色がね。なんかよく分からんけど、エレキの音であれ生の音であれ、ギターの音色に心惹かれる。心が、うぃ~っんってなる。なんなんだろうこれ。

 

小学生の時に初めて気付いた。GLAYのギターソロの音。むちゃくちゃ気持ちいいって思った。当時はその音がギターの音か良く分かってなかったけど、とにかく歌う声じゃなくて、間奏で流れるうねるような音色にとてもとても心を惹かれた。あれが最初。なんでだろう。理屈じゃなくてギターの音色に本当に意識を奪われる。

 

ギターを始めた。中二の時。それ以来、ギターを弾けるようになることっていうのがとてもとても大きな欲求になった。なぜだろう。本当に。今でも、ギターを上手く弾けるようになることっていうのがもんのすごくおっきな欲求である。我輩は猫である。いやいや、人間です。

 

ギターを弾くことに執着している。いやギターを上手に弾けるようになる事に、執着している。なんでだろう。ちなみに練習はそんなに好きではない。

 

ギターに対するこだわりが無くなれば、どんなに生きやすくなるだろうと、よく思う。なぜだろう。なぜこんなにこだわるのだろう。ギターを弾かなくなったらできることが山ほどあるのに。たどり着くまでには途方も無い時間、ギターと音楽と、向き合う必要がある場所を見ているのだろう。ずっと考えている。

 

とにかく、ギターが、音楽が、好きなんだ。いや、愛しているんだ。だろうな。で、なぜこんなにも執着するのだろうと考えるよりも、これには何の意味があるんだろうと思うようにした。ずっと前に。

 

物理的に人を助けれるわけでもない、生きるために必須な事ではない、仕事として一筋縄ではいかない音楽と、人生を共にしようと選ばざるを得ない事には何の意味があるのだろう。心の声には絶対に意味がある。俺が音楽を、ギターをする事に、何の意味があるのだろう。いつも考えている。いや、探している。思い出している。